top of page

さあ、いってらっしゃい!2023年度さとのば大学入学式レポート。

皆さんこんにちは!

さとのば大学事務局の中村です。


去る4月5日(水)に、2023年度さとのば大学の入学式を開催しました。


さとのば大学らしく、オンライン・オフラインのハイブリッド開催!


2023年度の新入生が学ぶのは、宮城県女川町・秋田県五城目町・福島県南相馬市の3つの地域。


その中から、今回の入学式では、宮城県女川町・秋田県五城目町の2ヶ所を繋いで開催しました。


なんと、町長も駆けつけてくださいました!


司会を務めたさとのば大学副学長の兼松佳宏と、オンライン参加をした保護者の方々や事務局メンバー。

2021年より4年制プログラムがスタートしたさとのば大学にとって、オンラインだけではなく地域の現場で入学式を開催するのは初めて。


そんな、記念すべき2023年度入学式をレポートします!


発起人・副学長・名誉学長からの挨拶

2018年にクラウドファンディングで1,000万円を集めスタートした「さとのば大学」というプロジェクト。


2019年に4つの地域と連携して3ヶ月プログラムがスタートし、2021年にはネットの大学managaraと提携する形で4年制プログラムがスタート、連携地域も10地域に増えました。


そして今年、2023年。6人の新入生を迎えて、初めてオンライン・オフラインを繋いだ入学式を実施することができました。


そんな、さとのば大学のこれまでの軌跡を、発起人の信岡が振り返り、さとのば大学に飛び込んでくれた皆さんへの感謝をお伝えしました。

「さとのば大学という新しい学びの選択肢を選んでくれたことは、皆さんにとっても大きな選択だったの思うのですが、それだけにとどまらず、さとのば大学や、これからの日本の教育にとっても、すごく大きな一歩です。 漫然と、時代や誰かの言うことに流されて、無難な人生を送れば幸せになれる時代は終わり始めている。 そんな時に、自分たちで未来を創造していくチカラを鍛えていくことで、好きなだけ自分の人生を変えていくための学びの時間を、皆さんと過ごしていけたらと思っておりますし、僕たちも負けずに努力をしていきます。」

さとのば大学発起人の信岡良亮

続いて開会の辞として、さとのば大学副学長の船橋力よりお話させていただきました。


船橋は、トビタテ!留学JAPANの創設に携わるなど「越境学習」の専門家です。


海外へと飛び立っていった大学生と対話するなかで気づいた越境の本質は「自分は何者なのか?を問われる」ことだと言います。

「留学した大学生に『海外で何を1番問われたか?』と質問した時に、彼ら彼女らは何と答えたと思いますか?それは『Who are you?』ということだったんですね。あなたは何者なの?と。特に『越境』する場面になると、それを問われるわけです。 地域へ越境するさとのば大学も、「地域を旅する大学」であると同時に、「自分を旅する大学」だと思っています。 皆さんには、さとのば大学での4年間で、各地域の素晴らしさを体験すると同時に、『私は何者なのか?』ということを、いろんな体験を通じて自分に問うてもらえたら嬉しいです。」

さとのば大学副学長の船橋力

式辞として、マイプロジェクト生みの親であり日本におけるソーシャルイノベーションの第一人者である、さとのば大学名誉学長の井上英之から、「生きる」ことから学ぶことの大切さをお伝えさせていただきました。

「地域で生きる毎日でこころ惹かれるものの中に、皆さんの物語や宝物が眠っています。それは、学校だけでは、仕事だけでは見つけられなかったものかもしれない。『生きる』ことの中から1つずつ深めていくのが本当の『学び』であり『成長』であり、もしかすると『働く』ということかもしれません。 もっともっと、『学ぶ』ということ、『生きる』ということ、『働く』ということが、密接に繋がり合って、よりよい人生となっていく。それが地域をつくるベースとなっていって、日本という国をつくって、世界をつくっていきます。 今回6人の皆さんが、こうして『さとのば』という場に共感し、自分の大切な人生の『いま』の時間を、ここに向けてきてくれたということに、とてもとても感謝しています。」
さとのば大学名誉学長の井上英之

現役生からの歓迎の挨拶と新入生の抱負


続いて、現役さとのば生からのお祝いの挨拶を、2022年度入学の2年生である明神光竜(ひかり)くんから。


明神くんは1年目を岐阜県郡上市で過ごし、2年目となる今年は宮城県女川町に移り住んでいます。1年目では持ち前の行動力で「帽子パンづくり」というマイプロジェクトを立ち上げ、自らの手でパンづくりに邁進していきました。

「私はさとのばでの1年間で、顔つきがとても変わりました。郡上に着いた時は、地域に迷い込んだかわいそうな子猫のような自分でしたが(笑)、今ではイキイキとこころを動かしながら生きています。 人は『仕事』『人間関係』『住む場所』が変われば別人になれると、郡上でお世話になった方から教えていただきました。 皆さんとこうして新しい縁を紡げることができて、とても嬉しいです。」

4月からさとのば大学2年生になった明神光竜くん

いろんなバックグラウンドを持った6人の新しいさとのば生。


地方創生に関心があり47都道府県制覇を目指す人、交通工学・都市工学に興味がありコミュニティづくりに関心がある人、いままでの環境を変えて自分の視野を広げたい人、「馬」に関心があって馬にゆかりのある町に行く人。……


学びの「コミュニティ」であることを大切にするさとのば大学では、1人ひとりのベクトルが多様であればあるほど、面白いコミュニティになっていきます。


そんな新入生の代表として、将来は地元長崎に貢献することを志す中山珠緒さんが抱負を語りました。

「高校時代は、暖かい人たちに恵まれた長崎をもっと多くの人たちに知ってほしい!と考えていましたが、想いだけがあるばかりで、周りの人たちに甘え、くすぶっていました。与えてもらってばかりではなく、恩返しがしたいと思う反面、自分にいったい何ができるのか…と、悩む日々でした。 そんな時に、高校の先生の勧めでさとのば大学の1ヶ月の短期コースを受講し、『何とかいまの自分を脱したい』という一心で、秋田県五城目町に飛び込みました。五城目での様々な体験を通して、居場所の多様性やまちづくりに興味が湧くようになりました。地元以外にも、人が暖かくて魅力的な町はあるということに気づき、もっといろんな地域を見たい!と思うようになりました。 まだ女川に来て5日目、長崎を離れた実感もなく新しい生活への不安もありますが、『町のひとたちを知りたい!』という想いだけは強いです。さとのば生として自分なりに精進していきたいと思います。」
新入生の中山珠緒さん

さらに、新入生代表挨拶の後、学生を受け入れてくださる女川町長の須田 善明 様、五城目町長の渡邉 彦兵衛 様からもお祝いのお言葉を頂戴しました。


「女川町では、いろんなことが起こりますし、いろんなことを起こします。大切なのは、自分たちの未来のありたい姿や、面白いと感じることを描いていくこと。 女川は、震災から12年の間、何が正解なのか分からない中で、たくさんの新しいことを紡ぎ『続けて』きました。『間違いではなかったかな』と言えるくらいのところまでは来ました。 これからも多くの方と一緒に、女川をもっともっと面白くしていきます。我々も学び合いながら、皆さんと一緒に過ごさせていただければと思います。」

宮城県女川町長の須田 善明 様

「五城目町は、530年続く『五城目朝市』などをはじめとした伝統の産業文化や、また交通の要所として、栄えてきました。 近年は高齢化が進み人との繋がりが希薄化する中で、私たちはコミュニティと教育の充実を図ってまいりました。 そのような動きの中で、さとのば大学の皆さんとご一緒できることを嬉しく思います。新しい風に吹かれて、自然豊かな五城目での様々な活動を通じて、この1年間楽しく大学生活を送っていただければと思います。」

秋田県五城目町長の渡邉 彦兵衛 様

みんなで「冒険」に出かけよう

閉会の辞は再び発起人の信岡から。童話作家ミヒャエル・エンデの一節を引きます。

どうするかすでにわかっているような冒険は、本当の冒険ではないでしょう。 それならどこかの旅行会社がアレンジする”冒険セット旅行”だ。本当の冒険は、自分の中にあるとはそれまでまるで知らなかった、そのような力を投入しなければならない状況へ人を運んでいくものです。 そうしてその冒険を通じて、初めて新しい自分を知ることになる。真の冒険者はそれを求めているのだと思います。

さとのば大学での日々も、きっとエンデの言うような「冒険」になるはずです。

「1人ひとりの冒険をたくさんの人が見守る仕組みが『さとのば大学』であり、学生の皆さんが地域を築いている皆さんの営みの冒険に関わることができるのが『さとのば大学』です。 人と人が交わることの価値を最高に味わう4年間にしてください。」

さあ、行ってらっしゃい!

入学式の後は、さとのば大学の学生証をお渡し!



そして最後は記念撮影!


女川会場の皆さん
五城目会場の皆さん

…そんな新入生のこれからの様子は、公式Instagram公式Twitter、さらに事務局メンバーが学生の日常をつぶやくTwitterサブアカウント「放課後さとのばなし」 で発信していきます!


いよいよここから始まる…と思うとドキドキしますね。


地域に根ざして暮らしていくなかで、4年後みんながどうなっているのか、楽しみでなりません…!


*****


さとのば大学では、地域を旅する2泊3日のスタディツアー「Learning Journey」や、さとのば大学の日々の講義を体験できる講義など、定期的にイベントを開催しています!オンライン説明会も随時開催中。「ちょっとさとのば大学が気になる…」という方は、ぜひチェックしてみてください! 今後のイベント開催予定はこちら▶︎https://www.satomana-satonova.com/event

















Comentários


bottom of page